久しぶりに会った友人と、かつての遊び場だった雑木林に行く。見せたいものがあると言う。藪を分けて辿り着いたのは、腰の高さほどの鳥居だった。大きく育っただろと彼は誇らしげだが、私は何も覚えていない。曖昧に笑っていると、ちょっとくぐってみろよとしつこく言ってきて、目の色が尋常じゃない。